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今日はいる。でも、明日はいない?

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ねらい
1) 動物種の絶滅の原因をいくつか識別して、記述する。
2) 野生生物に適応される[急減種(threatened)][希少種(rare)][絶滅危惧種(endangered)]を定義する。
3) 地元にいる、急減種、絶滅危惧種、に当てはまる動物の名前を挙げることができるようになる。

 

方法
子供が動物の分類に憤れて、研究を行い、動物の状態に影響する要因を含んだ、地域レベルで、あるいは国レベルで絶滅の危険があるもの、絶減危惧種の動物の主要なリストをつくる。

 

背景
メモ:このアクティビティーは、動物と同じように植物でもできる。
毎年絶滅する種の正確な数を正確に指摘することは難しい。多くの植物と動物はまだ名前がつけられておらず、知られていない。種の絶滅率の推測については議論がある。ある科学者は人間の活動によって毎日100種が絶滅していると推定する。他の科学者がより低い数字を推定しているが、ほとんどの専門家が、種の絶滅の速度が人間の行動によって加速されているという意見に同意している。1991年に、合衆国内務省は、153の絶滅の危険があるものの種を加えた、457の絶滅危惧種の植物と動物のリストを挙げた。他の多くの種もまた、絶滅の危険があるもの、あるいは、絶滅危惧種の分類に入れることが検討されている。
絶滅は自然の過程であるけれども、極端で集中的な人間の活動が絶滅の割合を劇的に増加させた。人間活動の結果生息地が失われることが、種の絶滅の最も主要な原因であると考えられる。その他の絶滅と主要な原因は、次のようなものである:生息地の環境異変、無秩序、あるいは非合法の商業的と個人的利用、移動ルートと繁殖の破壊、汚染物質による汚染、人間の妨害、捕食者管理、外来種と自然の原因による競合あるいは捕食。

 

 

 

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